塾コラム

塾と英会話教室について!英語を身につけるには?特徴や塾の選び方を解説

英語を学ぶ環境にはいくつか種類があるため、目的に合わせて適切に選ぶことが大切です。この事を理解していないと、学習塾や英会話教室選びで失敗してしまう可能性もあります。

 

この記事では、学習塾と英会話教室の違いについて解説をしました。この2つの特徴や違いをよく分かっていない方も、この記事を読めばイメージをすることができるでしょう。

 

1.学習塾と英会話教室の特徴

ここでは、学習塾と英会話教室それぞれの特徴を見ていきます。

 

1-1.学習塾の特徴とは

まずは、学習塾について解説します。学習塾は、多くの場合小学校、中学校、高校と学校や学年別に学習コースがあります。小学校のコースなら、楽しみながら英語に馴染んでいくところから始まりますが高学年では中学で勉強する英語を先取りして勉強します。

 

中学校や高校のコースなら、授業を先取りすることのほかに学校での定期テストの対策、受験の対策まで内容が及びます。それだけではなく、それぞれの学校の授業に合わせるため「私立コース」や「公立コース」などというように分けている学習塾もあります。

 

このようなコースでは、学習塾のテキストが教科書や過去問をもとにしているので学校別に対策を練ることができます。

 

そのため、「文法」や「読解力」のように読み書きに力を入れた勉強内容になるのが特徴です。長期の休みには、夏期講習や冬期講習などを受けることができ勉強に集中することが可能です。

 

1-2.英会話教室の特徴とは

学習塾は、学校や学年ごとにコース分けをしていると解説しました。これに対して英会話教室の場合、例えば「子ども英会話」「日常英会話」「高校生英会話」というようなコースの分け方をしている教室が多いです。

 

そのため、実用的な英語を学びたいという人や、将来的にも英語を話したり聞いたりするスキルで腕を奮いたいという人に向いているといえます。英会話教室では、(英語を聞いて、自分も話せるようになりたい)という、教科書では学べないコミュニケーション面を勉強します。

 

また、英会話教室には英語ネイティブの講師が多く在籍しています。英会話教室は、学習塾との比較では「話す」ことを教えることに長けているのが特徴です。学習塾とは異なる英会話教室の強みは、実用的に「英語を聞く力・話す力」が身に付くという部分でしょう。

 

学習塾と英会話教室、この2種類にはそれぞれこういった違いがあります。自分の目的に合わせて教室を選びましょう。次の項目では、学習塾の選び方を詳しく説明します。

 

2.学習塾の選び方について

ここからは、保護者の方に向けて学習塾の選び方について解説をします。

 

学校以外の時間を使って勉強に取り組むのであれば、目的を持っている方が多くいらっしゃるかと思います。「成績を上げることができる塾に通って欲しい」のか、「学習塾へ長く通い続けて欲しい」のかそれぞれ考えることはあるでしょう。

 

安易な理由で決めてしまうと「長く続けて通って欲しい」という目的を達成しないうちに、環境が合わず学習塾を辞めてしまう可能性もあります。ここからは、学習塾の選び方についてポイントを解説しますので確認をしてください。

 

・講師との相性を確認する

・勉強する環境を確認する

・費用について確認する

・通いやすさを確認する

 

2-1. 講師との相性を確認する

講師との相性を確認することも、学習塾選びで大事なポイントです。子どもの学力を上げるためには、日ごろから勉強する習慣を身につけることが大切です。毎日、繰り返して問題を解くことにより知識が身について、学力向上に繋がるためです。

 

一口に塾といっても、講師によって教え方はさまざまです。体験学習や冬期講習などで子どもに学習塾の授業を体験させることから始めましょう。

 

子どもが一度、(この講師とは、何だか合わない)という風に思ってしまえば講師との壁を感じてしまい、素直に教わることが不可能になる場合もあります。子どもが進んで自分から勉強をしたい、と思うようになるためには講師の存在が大きいといえます。

 

学習塾全体が良いか・悪いかということだけではなく、実際に講師の授業を受けてみて教え方が子どもに合うか・合わないかを考えるのが良いでしょう。

 

2-2.勉強する環境を確認する

学習塾の環境も、学習塾選びで大事なポイントです。学習塾の教室に、適度な広さがあり居心地の良い場所であるかどうかを確認しましょう。なぜなら、適度な広さがあることで、リラックスして授業を受けることができるからです。

 

また、受験が近くなれば子どもの体調面が気になります。大人数で集まる場所は風邪の菌などが広がりやすい状況です。学習塾が生徒の体調管理に意識を向けているかどうかを確認しましょう。勉強に集中ができるよう、空調設備を整えているかどうかもチェックポイントです。

 

2-3. 費用について確認する

費用は、学習塾によって違います。子どもの勉強にかけることが可能な予算が決まっている家庭も多いことでしょう。予め学習塾の相場を調査しながら、家庭ごとに目安である費用を決めます。

 

費用が高い学習塾であっても、それに見合った環境が整っている場合もあります。そのため、学習塾の決め方はただ「安いから」という理由で決めないようにしましょう。

 

2-4. 通いやすさを確認する

最後に、学習塾の通いやすさについて確認することを解説します。学習塾への通いやすさは、学習塾に通う子どもから見ればとても大事な項目です。通いやすさというのは、「なんとなく近所だから」とか、「子どもの友達が通っているから」とかそのような理由ではありません。

 

通学面での通いやすさについて確認していなければ、子どもが通う際に通学が負担になり「長く学習塾を続ける事」が困難になる場合があります。

 

子どもが単独で学習塾へ通うのであれば、道中の安全性を確認しておくこともポイントです。「子どもの友達が通っているから」という安易な理由だけで学習塾を決めることは、失敗に繋がりやすいです。「子どもを安心して通わせられるかどうか」も大切な事柄であることを理解しておきましょう。

 

3.まとめ

このように、英会話教室と学習塾には、それぞれに特徴があり異なる強みがあります。そのため、自分の目的に合わせて教室を選ぶ必要があります。

 

「近所にあって皆が通っているからなんとなく」という漠然とした理由ではなく、勉強の目標を決めて通いましょう。目標を決めて勉強をすることで、きっと学力向上に繋がることでしょう。

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